医学の父「ヒポクラテス」
2014年01月04日 医療に関する話題
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
アシスタントの辻倉が予備校内から更新致します(^O^)/
お正月でも、ナカサカでは皆さん医学部の入試を突破する為がんばっておられますよ!
残りの時間もしっかり集中してくださいね。
さて、本日は古代ギリシアの医者「ヒポクラテス」についてお話致します。
ヒポクラテスは深い洞察力と観察の目を持ち、思慮深く自分の人望に奢ることなく健全な医療を実践した、徳の高い偉人であったといわれています。
よって後世に「医聖」「医学の父」と崇拝されたのですね(*^^)v
ヒポクラテスの最も重要な功績のひとつに原始的な医学から迷信や呪術を切り離し、健康・病気を自然の現象であると考え、医学を経験科学へと発展させたことが挙げられます。
紀元前3世紀頃に「ヒポクラテス全集」が編纂されました。
ヒポクラテス全集には、臨床記録、医学の教科書、研究ノート、哲学的エッセイといった様々な種類の文書が収められています。
その中でも『ヒポクラテスの誓い』は有名ですよね♪
「ヒポクラテスの誓い」は医師における職業倫理・任務について書かれた宣誓文です。
患者の生命と健康保護のための医療、患者のプライバシー保護や専門家としての医師の尊厳の保持、医学教育における徒弟制度の重要性など内容は様々です。
二千年以上も前に書かれたものなので、もちろん今の時代に適さない内容もありますが、多くは現在でも医療倫理の中心となっています。
そんなにも遠い時代にこれほどの倫理観が存在していたという事実には驚かされますよね!(^^)!
「ヒポクラテスの誓い」の倫理的精神を現代的な言葉で表したのが、ジュネーブ宣言です。
近年、医学の発展とともに医療は高度に専門化、複雑化され、同時に患者主体の医療が提唱されるようになっています。
時代が移り変わるとともに新しい倫理も生まれてきています。
受け継がれてきたものと新しいものとを取り入れることでよりよい医療が行われる未来になるといいですね(*^^*)
それでは、また谷町教室・上本町教室でお会いしましょう(^^)/
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