患者さんに入浴を楽しんでいただくために♪♪

2013年12月28日 医療に関する話題


m1220.3こんにちは、アシスタントの南です!!今日も予備校内からブログを更新致します(^^♪

今日は、いつもに比べて一段と寒くなっていますね。皆さん、風邪なんかに負けないように、体調をしっかり整えて元気に毎日を過ごして下さいね(>_<)

 

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ところで皆さん!普段何気なく毎日入っているお風呂にはとても大きな役割があることは知っていますか?

今日は、皆さんの勉強の息抜きやリラックスにもなっている入浴について看護学校での私の経験を含めた、入浴のお話をしたいと思います♪

入浴というのは、身体をキレイに保つためにも疲れた身体を休めるためにも、とても大切です!病院での実習で患者さんをお風呂に入れる場面が何度もあり、入浴の大切さを改めて感じる事があったので、皆さんにもお話しますね(*^_^*)

 

m1220.6患者さんにとって入浴は、良い影響と悪い影響があるのです。ただ、リラックスしてもらいたいから、キレイになってもらいたいからという理由だけでは、患者さんを危険にさらしてしまうことがあるのです(>_<)

患者さんに安全で安楽に、入浴を楽しんでもらうために大切となってくるのが、湯の温度や入浴するタイミング、浴室の環境、物品などです。

皆さんは、身体に負担をかけない適切な湯の温度はご存知ですか?適切な湯の温度は、季節によって異なってきます。冬であれば40~42度、夏であれば38~40度が適しています。この温度は、高すぎても低すぎても、患者さんの血圧の変動にや不快感に大きく関わってきます!ですから、高血圧になりやすい高齢者の方や、心臓に疾患を持っている人などは特に注意が必要となってきます。また、呼吸状態の悪い患者さんに対しても注意が必要となってきます。入浴によって、身体の循環動態が変化するということは、呼吸状態にも変化が起こるということですね。

 

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 私は、肺がんで呼吸状態の良くない患者さんをお風呂に入れた事があります。呼吸状態を悪化させないためにも、寝たまま入浴ができるお風呂専用のストレッチャーを使用しての入浴でした。寝たまま入るお風呂、皆さん想像できますか?(^_^)

ストレッチャー浴は、少しでも患者さんの負担を減らすために、1番安楽な体勢で入浴できるのです!お風呂が好きな患者さんのためにも、少しでもお風呂に浸かってもらい、入浴気分を味わってもらうために、ストレッチャーの中に湯をためて、できるだけ心臓に負担のかからないように、湯の温度を考えたり、呼吸状態を常に観察したり、患者さんに声をかけながら表情の観察を行ったりと、患者さんの安全を1番に守り、そのうえで患者さんの希望に応えるということが、患者さんにとって、とても大切になってくるのですね!(^^)!

 

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 自分で起き上がったり自分の力で座ったりということができず、ベッド上で過ごすことがほとんどである中でも、入浴時に患者さんの希望をを少しでも叶えられるように、少しでも気分転換になるように安全を確保しながら援助することなど、患者さんの生活の中でのちょっとした工夫や思いやりが、辛い病院での生活を明るくできるのではないかと考えます(*^_^*)

 

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実際にも、患者さんは入浴中とても笑顔で、気持ちいいという言葉も発しておられて、患者さんが今何を大切に、楽しみに生きているのかを考えることは、看護師にとってとても大切な事だと感じました(^.^)

 

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毎日勉強、本当にお疲れ様です!今年もあと少しとなりましたね(>_<)

この一年は、頑張ったな!と思えるように残りあと少し、頑張ってくださいね!!!

それでは、明日も上本町教室、谷町教室でお待ちしております(*^^*)

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