医師を志す受験生ならば・・・
2015年09月10日 医療に関する話題
こんにちは。
アシスタントの外山です。連日の雨のお蔭で過ごしやすい日が続いていますが、週末はまた気温が上がるようです。
みなさん体調管理に気を付けてくださいね。
さて夏も終わりに近づきそろそろ日々の勉強に少し疲れも出てきたころでしょうか。
小テストの結果や勉強机での一瞬集中力の切れた様子を見ると、そんな気配を感じます。
早朝から夜遅くまで勉強に励んでいる皆さんを見ると頭が下がる想いですが、
医学部を目指すみなさんだからこそ、ここで折れずに頑張ってくれることを願っています!
私事ですが私の出産時のお話をさせてもらいます。
私には息子がいます。とても元気でえくぼの可愛い男の子です。
今私たちが笑顔で過ごせているのは沢山の方の支えがあったからこそなんです。
妊娠5か月の時に胎児に異常がみつかり早期に治療が必要と診断されました。
かかりつけの病院から翌日には大阪市立総合医療センターへ、
翌々日には胎児治療を積極的に行っている国立循環器病センターに入院となりました。
そして、ここへきて突然、子どもを産むか諦めるか判断して下さいと言われることになりました。
法律上の問題で考える時間は2週間しかありませんでした。
この2週間の間に何度も主治医の先生がお話の機会を設けてくださり、胎児に異常がでた原因、胎児に先天的な異常がある可能性、
出産後乳児に障害が出る可能性、出産するならば出産後の乳児の治療ほ右方についてなど沢山のお話をしてくださいました。
産むか否か、最終的な決断は母親である私です。
検査の結果、染色体の異常はなく「先天的な異常が出る可能性は普通にうまれてくる子供と変わらない」という言葉で産む決心をしました。
胎児の治療は奇跡的にうまくいき普通分娩で出産することができました。
私の子供の命がここにあるのは本当にたくさんの先生方のおかげなんです。
早期発見してくださったかかりつけ医の先生、すぐの治療が必要と判断して下さった
総合医療センターの先生、そしてそのあとを引き継いでくださった先生方。
どれだけ感謝してもしきれないほどです。
医学のことは何もわからない私にたった2週間で先生方がたくさんの判断材料を提示してくださいました。
難しい治療も粘り強く続けてくださいました。子供の命がかかっていました。
私が医学部を目指す皆さんに伝えたいことは、ここなんです!!
今も、医学部入学後も、お医者様になったときも惜しみなく勉強に励んで頂きたいです。
そして私の子供のように一人でも多くの命を救えるように、たくさんの知識と経験の引きだしを用意しておいてください。
せひ皆さんに一生患者から涯感謝される立派な医師になってもらいたいです。
ですから、些細なことで受験勉強のモチベーションが下がったとか仰らないでください。
何かと理由を付けて、楽な方へ逃げないでください。努力を決して惜しまないでください。
ナカサカ医進ゼミナールの講師を始め、アシスタント一同、頑張る皆さんを応援しています。
人の命
スタッフが投稿しました。
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