病理の授業について/悪性腫瘍とのたたかい…
2013年06月06日 医療に関する話題
医学部受験生の皆さん、こんばんは!
アシスタントの曽我です(^^)/
梅雨入りしたと思ったら、連日お天気が続いて蒸し暑いですね(>_<)
今週は梅雨の中休みだそうです。
ドリンクコーナーの冷たい飲み物も自由に飲みながら頑張って下さいね★
以前にも少しお話しましたが、私は今、大学で組織学的な観点から病気を判断する病理の授業を受けています。
顕微鏡を覗いて異常な組織の観察をする実習も同時に行っています。
その中でも、重要だと教授がおっしゃっているのは「腫瘍」の範囲です。
平成24年度の死因の第1位も悪性腫瘍であることも重点的に学ぶ必要のある大きな理由の一つです。
悪性腫瘍と聞いて、まず思い浮かぶのは癌じゃないでしょうか?
近年、発症者が増えつつあるのは肺癌、大腸癌や乳癌であり、それに反して胃癌や子宮癌は将来的に減っていく傾向にあるそうです。
胃癌や子宮癌は細菌やウイルスによる感染症であるので、原因がはっきりしているぶん、比較的対処をしやすいのだそうです。
まだまだ副作用などの問題もありますが、私も子宮頸癌の予防ワクチンを受けました。
ワクチンを接種してウイルスに対する抗体を作ることで感染を防ぐことが出来ます。
私の母も、癌ではありませんでしたが、悪性腫瘍が見つかり、私が受験生の時に入院しました。
今は元気になりましたが、完全に腫瘍がなくなったわけではなく、3年経った現在も病院に通って治療を受けています。
悪性腫瘍は正常な細胞との境界がはっきりわからないので悪い部分だけを綺麗に切除してしまうことが難しいそうです。
しかし、異常な細胞が残っていると腫瘍は無制限に増殖しつづけてしまいます。
全身への影響も大きく、体重は大幅に減り、貧血の症状もみられます。
私の母は腫瘍が見つかる随分前からずっと体調が優れないと言っていましたが、なかなか病院へは行こうとしませんでした。
診察してもらったときにはこれ以上放っておくと危なかったかもしれないという一歩手前の状況でした。
健康診断や人間ドッグを受けて早期発見することの大切さを身に染みて実感させられました。
医師を目指す皆さんもまずは自分の健康第一で、何か違和感を感じたら診察を受けてみて下さいね!(^^)!
それではまた、谷町教室・上本町教室でお会いしましょう♪
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