「医療ツーリズム」と、医師に必要なコミュニケーション能力の重要性
2013年06月07日 医療に関する話題
医学部受験生の皆さん、こんにちは、アシスタント新堂です!
皆さん、「医療ツーリズム」という言葉をご存知でしょうか??
医学部を目指す皆さんなので、既にご存知の方が多いかと思います。
医療ツーリズムとは、居住国とは異なる国や地域を訪ね、医療サービス(治療や検診)を受けることです。
日本政府はいま、治療サービスと観光をセットにした医療ツーリズムを推進しているようです。
関西でも、りんくう総合医療センターや、大阪大学医学部付属病院のように、外国人患者の受け入れに積極的な病院がでてきています!
ただ、「用語や現場に通じた医療通訳の養成」や、「外国人が求める治療に対応できる病院を仲介する機関の不在」など、課題が沢山あるようですね。
アジアでは日本以外にも、韓国やタイ、シンガポールなども医療ツーリズムに力をいれていますので、競合国になっていくでしょう。
それでは、外国の方が医療ツーリズムという観点から、どの国を訪れるのかを考えてみましょう。
医療の設備や安全性、技術の高さで選ぶのはもちろんの事、訪ね先の国への信頼感などが重要になってくる事かと思います。
その信頼というのは、医師と患者さんの間でのコミュニケーションで決まると部分が多いのではないでしょうか。
医師や看護師が、きめ細かなところまで注意する事ができたり、患者とコミュニケーションをより密接にできる事で、サービスは向上し、患者さんの満足度も高まると思います。
医師は技術さえ確かであれば、あとのケアは看護師さんがしてくれる、というように考える方もいるかもしれません。
看護師さんのケアももちろん大切でしょうが、それだけでは患者さんが不安を覚えてしまう事もあるかもしれません。
今後は医師にも、技術や知識だけでなく、コミュニケーション能力が求められると思います。
皆さんはいま、人とのコミュニケーションが得意ですか?
もしくは苦手ですか??
ナカサカ医進は、難関の医学受験を乗り切るための最適な形である「マンツーマンの個別指導」をしている予備校です。ですので、講師と2人で話をしますよね。
そんなときは、自分の意志表示は比較的しやすいかと思います。
それでも、意見や要望を言う生徒さんと、あまり言わない生徒さんがいます。
将来の医師となる皆さんですので、学力だけではなく人間性も磨いて頂きたいものです。皆さんが無事医学部に合格して医師の卵となった時に、人間性が大きく仕事の質に関わって来るのですから。
例えば、診療がある科に配属された場合。当然問診が必要になります。病院の診察時間は限られていますから、時間をかけずに患者さんの症状を確認し病名や状態と特定、改善案を瞬時に検討して、患者さんご自身にお分かりいただけるようにお話しなくてはいけません。つんけんしていたり、言わなければ言えなかったり、あまつさえ誤解を阿賀得るようなことがあってはなりません。
長時間過ごすナカサカですので、コミュニケーションの練習も含めて、どんどん、意見や要望を言って、自分の考えをアピールできるようになって下さいね!医師が人に対応するお仕事であることを決してわすれないでください(^_^)
それでは、またナカサカ医進ゼミナール 谷町教室&上本町教室&新教室(6月下旬オープン)でお会いしましょう!
新教室も、お楽しみに・・・!(^^)/☆
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