「国民総幸福量」と「健康寿命」
2013年08月04日 医療に関する話題
受験生の皆さん、こんにちは!★アシスタントの西山です(#^^#)
炎天下にひまわりの花がたくましく咲いていますね!
それに負けずをとらず、本日もナカサカでは医学部合格をめざし、受験生の皆さんが一生懸命たくましく勉強しております♬⁂
声に出して言えませんが、その背中に向かっていつも「頑張れ!」とエールを送っております★笑
皆さんが勉強に励んでいる姿を見ると、私はすごく嬉しいです~(^^)/♡きっと志望の医学部に合格できると思っています!
さて、皆さんは、『ブータン王国』という国が日本で今注目を集めていることをご存知でしょうか?
ブータン王国といえば、国王夫妻が来日したこともあって日本での人気も高まりつつある国です。
また、ブータンが注目されている一因として、GNHを追求し、世界一幸せな国だと言われていることが挙げられます。
GNHとは、国民総幸福量(Gross National Happiness)の略称で、「国民全体の幸福度」を表す指標です。
ブータンで初めて提唱された尺度で、GNP(国民総生産)やGDP(国内総生産)などでは測ることの出来ない”豊かさ”を測る指標となっています。
日本にはない概念ですよね…!
ブータンでは国家が幸福であるためには、国民それぞれの家庭が幸福であることが基本と考え、国民の幸せのために国家がまず豊かになるとは考えないのです。
そのため、産業の振興よりも自然環境を優先したり、急激な近代化を望みません。
急激な近代化は、安定した生活の中で大きな不満もなく生きてきた国民の伝統的な生活を崩しかねませんよね。
ブータンの国民は、貧しくても学べるように、教育費は無料です。
良い教育は、国を発展させるための次世代への責任かつ投資であるとの考えから、子どもが教育を受けることを前提としているのです。
幼稚園の頃から英語に接しているため、小さな子どもは英語がペラペラに話せるそうですよ♫少し驚きです!
その他、病院も無料であったり、都市部を除き、水道代も無料です。こうしたところからも、国民の幸せを最優先するブータンの考え方が現れています。
ブータンが幸福に満ち溢れた夢の国家と言ったら過言かもしれません。
しかし、物質的豊かさが精神的豊かさに直結しないと誰もが気づき始めている今日、ブータンのような考え方を取り入れたいものですね(^^)/
皆さんはご存知かもしれませんが、2012年の日本人の平均寿命は女性が86・41歳、男性は79・94歳だったそうです。
震災の影響もあり、世界一位を譲り渡していた香港を抜いて女性の平均寿命は世界一に返り咲き、男性も5位と順位を上げました!
がんや心臓病、脳卒中の死亡率が改善されてきているので、「平均寿命は今後も延びる可能性がある」と厚生労働省の担当者はみているそうです。
長寿は喜ばしいことですが、それがイコール幸福となるとは限りませんよね!
そこで注目されているのが、介護を受けずに自立して生活できる期間を表す「健康寿命」です!(^^)!
医学部に入学後、「どうしたらこの健康寿命を延ばせるか…」など、そういったことも考える機会がありそうですね!外科の手術など、対処療法的な処置のみが医師の仕事ではなく、予防的な処置も非常に重要ですから。医学部で様々な科に触れることになるかと思いますが、そういった予防医療視野に入れていただけると嬉しいです♡
もしも医大の中でどんな授業があるのか知りたい方は、休憩時間にでも講師の先生に聞いてみてくださいね。現役の医大生が多いので、受験生のみなさんが知りたい医学部のリアルなお話を聞けると思いますよ!
私自身もぜひこの機会に考えてみたいと思います★‼‼
それでは、明日もナカサカ医進ゼミナール上本町教室・谷町教室でお会いいたしましょう★
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