細胞のプロ!

2013年10月23日 医療に関する話題


こんにちは☆

アシスタントの辻倉がブログを更新致します(*^^*)!

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先日大きな被害を残して季節外れの台風は去っていきましたが、またもや台風が近づいているようですね。

進度も遅く、近畿地方は土曜日に直撃するのではないかという噂です。

今回は何事もなく無事通り過ぎてくれることを祈りたいですね。

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台風が近づいてきているためか今週のお天気は予報では雨模様が続くそうですが、気分は晴れやかに、医学部への合格に向けてお勉強頑張りましょう☆

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さて、今日はES細胞を日本で初めて扱った「細胞のプロ」高橋淑子(京都大学大学院理学研究科教授)さんについてお話ししたいと思います!

高橋さんは高校時代から生命科学の分野に進もうと考えていて、大学に入るととても熱心に細胞研究に取り組まれたそうです。その熱心な姿勢が目に留まり、生物学の第一人者であった京都大学岡田節人教授のもとで研究生活を送ることになり、当時の京大助教授が英国から持ち帰ったES細胞の培養を任されることになったのです。

ES細胞になじみのある人も当時はおらず、扱い方や解析の仕方も自分で考えながら、ひたすらに細胞を死なせないように、と頑張っていたそうです。

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ES細胞の第一人者だと言うだけでも驚きですが、この方はこの他にも様々な研究をされています!

高橋さんが大学院在学中に、当時ではとても珍しい女性のフランス人研究者と出会う機会があり、その出会いによって、ニワトリの受精卵を研究することを始めたそうです。

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ニワトリの受精卵は人と、分化する細胞が体を作る過程が似ているため、ニワトリの受精卵の観察により、人の細胞の働きを知ることが出来るのです!

根気よく観察を続けた結果、高橋さんは特定の細胞を動き回らせるたんぱく質を発見しました!これにより、そのタンパク質はがんの転移に関わっていると思われ、研究を重ねれば、がん転移を防ぐ薬剤の開発に繋がりうるということがわかったそうですよ!

さらに!ニワトリの各細胞が神経系と血管を作るとき、双方の細胞が連携し合っていたということから、人がストレスを感じるのは、神経・血管いずれかの異常によるものだということも判明しました!

ストレスは神経系のみで起こる現象だという科学者でさえ持っている固定観念を見事打ち破ったのです!

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今回の高橋さんのお話から学べることは、熱意を持って取り組むこと、興味のあることに深く入り込んでいくことの大事さや、固定観念に惑わされず研究を進めることの必要性だと思います。

皆さんも医学部に行って研究をすることになった際には、ぜひこれらのことを頭の隅に置きながらやっていってもらえたらな、と思います(^^)

では、本日はこの辺で失礼いたします!

また教室でお会いしましょう(^^)/

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