アルツハイマーの抑制物質開発!?
2013年11月06日 医療に関する話題
医学部への合格を目指す皆さん、こんにちは★
アシスタントの辻倉がブログを更新いたします(^^)/
随分と外は気温が下がるようになりましたね。
室内との気温差が少しずつ大きくなっていくと思いますが、しっかりと着込んだりするなどの防寒対策をして、体調を崩さないように注意しましょうね!
さて、今日はアルツハイマー病に関するお話です。
アルツハイマーといえば、記憶や行動、思考に問題を起こす、認知症の一種ですよね。
なんと認知症の約60~80%はアルツハイマーが占めるそうですよ。
この病は現在根本的な治療法が見つかっておらず、進行を遅らせる事ぐらいしかできないという大きな問題があるのですが、どうやら治療法ではありませんが、アルツハイマーを抑制することが出来る物質が開発されたそうです!
アルツハイマー病の原因であるたんぱく質「アミロイドベータ」は、タンパク質C99とある酵素が結合することで生じます。
そこで、この酵素の働きを抑えようとまず試みたのですが、この酵素は他の部分で重要な役割を果たしているのでこれを阻害してしまうと皮膚がんなどになってしまう恐れがあるのでできませんでした。
そこで、今度はタンパク質C99と酵素が結合する過程の方に着目し、この結合を阻害する物質を開発したのです!
マウスによる実験は成功し、脳内に作用しやすいように低分子化すれば、さらに高い効果が期待できるようです☆
明確な治療法がまだ見つかっていない病なだけに期待はとても高まりますね!
では、本日はこの辺で失礼いたします(*^^*)
また教室でお会い致しましょう♪
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