産科医減少を防ぐための制度
2013年11月17日 医療に関する話題
こんにちは!アシスタントの山本です。
阿竹さんが兵庫医科大学の推薦入試に合格されたと聞いて本当にうれしいです。医学部合格おめでとうございます!!
阿竹さんに続けとばかりに今日もナカサカの生徒さんは、日曜日ですが、朝から国語特訓に励んでおられます(^^)
ところで、日本の小児科医・産科医が減っていく一方だと聞きます。
地域医療が崩壊する危機に瀕しているそうです(>_<)
子どもが風邪をひいても、近くに病院がない。産科医に行ったら診察まで長い時間を待たされる…と、よく聞きます。たしかに実感としてありますよね。
何故減っていくかというと、原因の一つとして挙げられるのは、訴訟リスクがあるためです。
これだけ医療が発達していても「出産」とは生きるか死ぬかの大きなことなのですね!
妊娠や出産という、人間としてごく自然な営みのために、尊い命を落としうることがあるのです。
命がけのことですので、どうしても医療事故が起こる可能性が極めて高い診療科なのは、事実なのです。
その訴訟リスクを解決しようと「産科医療補償制度」があるのをご存知ですか?
この制度は、出産育児一時金から保険会社と契約を結び、重度の脳性まひになった赤ちゃんとご家族に総額3000万円を補償する仕組みです。
しかし、この制度をあまり知られていない現実があるよぅです。
この制度が設けられて丸5年となるそうですが、申請せずに期限が切れてしまうケースが心配されるといいます。
まだまだこの制度が定着するのには、時間がかかりそうなのが気がかりでもありますね…。
皆さんも、いつかはお父さんやお母さんになる日がくるのでしょう。是非、知っておいていただきたい制度の一つであります!
ご自分の将来設計を考えていくうえで、妊娠や出産はおおきな出来事ですよね(^O^)/ぜひ、お医者様を目指す皆さんはキャリアとプライベートの両立をがんばっていただきたいと思っております☆
では、残りの時間も医学部への合格を目指し、一緒に頑張りましょう!阿竹さん、兵庫医大推薦入試合格、本当におめでとうございます!!
明日も上本町教室・谷町教室でお待ちしております(^^♪
スタッフが投稿しました。
ご意見ご感想、お待ちしております。
なお、入塾に関するお問合せはメールフォーム又はお電話のご利用をお願いいたします。