医学部入試の小論文でも頻出☆「移植医療」について☆
皆さん、こんばんは(^^♪アシスタントの山本です!
医学部入試の合格を目指して、今日も当予備校は朝から晩まで生徒さんでいっぱいです!
お隣の大手予備校「河合塾さん」でも、受験生の皆さんが足繁く毎日通塾されているようですね。
ナカサカ医進の予備校内は、大手予備校さんとは少し変わったつくりとなっています。
少人数のアットホームな空間でありながら、ライバルがすぐ身近にいる緊張感もありますね(*’ω’*)!
今日も夜23時まで、医学科への合格を目指して頑張りましょう♪♪
さて、今日は医学部受験における小論文でよく扱われるテーマ【移植医療】について、少しお話しさせていただきます!
20世紀以後、これまでの医学・医療では考えも及ばなかった多くの先進医療が急速な発展を遂げています。
移植医療は、疾患や事故などにより機能しなくなってしまった臓器を、他人から提供を受けた臓器に置き換えて機能回復を図る医療のことです(*^^*)
原則は、死亡した方から臓器提供を受けますが、生存している健康な方の臓器を移植する場合もあり、これを生体移植といいます☆
移植の歴史として、皮膚や眼の角膜移植は19世紀から始まっていました(^^♪
日本では、1960年代に札幌医科大学の和田教授により初めて心臓移植が行われましたが、「脳死は人の死である」とした法整備がなされていなかったため、社会的問題となってしまいました(>_<)
その後、1臓器移植に限って脳死を人の死と認める「臓器移植法」が施行されました。
しかし、臓器移植を目的とした脳死判定を実施する例数が少なく、また小児の移植が認められていなかったため、海外で移植を受ける例が後を絶ちませんでした。
2008年になって海外でも臓器提供例が不足し、「移植が必要な場合は自国で行うこと」という「イスタンブール宣言」が出され、海外での移植が困難になりました。
そこで日本では2010年、小児でも移植が可能な改正臓器移植法を施行しました☆
しかし、日本人の心情的な問題から脳死を人の死とすることが容認されにくいこともあり、近隣諸国に比べて日本の脳死移植例は未だ多くないのが現状です!
移植医療をめぐっては、様々な意見があり、入試小論文でも受験生自身の意見が問われるかと思います。
緊張した入試本番の場面では、考えも深まらないでしょうし、何より将来医療者となるものとして、常日頃から「生命倫理」について考えておくことで、医療観も研ぎ澄まされると思います(*^^)v
是非、皆さんのご意見もお聞かせください☆★
最後に、神戸女学院高校出身、大阪市立大学医学部医学科に在籍中の山本先生とお写真を撮っていただきました★!
ナカサカ医進ゼミナールには、他にも現役医学生のスタッフが多いので、随時ご紹介させて頂きますね(*^^*)
それでは、明日もナカサカ医進ゼミナールでお会い致しましょう(^^♪♪
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