医学部合格後の勉強~人体解剖学~
こんにちは(^^)岡田です!
今日は日曜日ですがナカサカ医進ゼミナールはもちろん日祝補講・国語特訓に沢山の生徒さんが参加されています。
寒さに負けず、今日も受験生の皆さんは真剣に勉強されていますね★
皆さんの姿を見ていると、私も「帰宅したら大学の勉強を頑張ろう」と思ってきました!
私は現在和歌山県立医科大学の3年生ですが、最近の大学の講義の中で最も難しいと感じたのは「人体解剖学」です。
今日は、私自身の勉強も兼ねて「人体解剖学」について少しお話させて頂きますね(^O^)/笑
「人体解剖学」の研究が盛んになったのは、16世紀頃です。
その中心人物が、医学生なら誰でも知っている「アンドレアス・ヴェサリウス」です(^^)!!
彼は代々医師であった家系に生まれました。
幼少期から動物の体の構造に興味を持ち、身の回りにいる動物を勝手に解剖していたそうです(笑)
そして、時を経てパリ大学医学部に進学し、解剖学の講義を体験しました。
当時、刃物を使って死体を切り開くことは下賤な作業と思われていたことから、当時の解剖学実習は教授が直接行うのではなく、実習助手が形式的に内臓を取り出し、学生たちに指し示すだけのものだったそうです。
ヴェサリウスはこれに我慢できず、子供のころからの動物解剖の体験を生かして、なんと実際に解剖してしまったそうです!笑
そして、これが評価され、すぐに解剖学実習の助手に採用されたそうですよ☆
彼はすぐに解剖の名手としての名声を得、23歳の若さでイタリアの名門パドヴァ大学の解剖学教授に就任することになりました。
そこでは自ら解剖を行って学生たちに講義するとともに、解剖学を探求したそうです。
そして、ヴェサリウスは写実的なイタリア絵画を多く取り入れた大著「人体構造論」を出版しました。
ここに掲載されている挿し絵は、医大生が必ず持っている解剖学書にもよく登場するんですよ~~(^^♪
私も数年前に解剖実習を経験し、人体はこんなにも神秘的なのかと驚かされました。
血管や神経は、教科書では学んだ以上に複雑かつ巧妙に配列されており、その綿密な分布一つ一つの意味合いをより実感できるようになりました。
皆さんも医学部に入学された後には、必ず解剖実習を経験されると思います(*^^*)
その際には、ご献体して下さった方やそのご家族のお気持ちに応えるべく、しっかりと学んでほしいと思います♪♪
それでは、明日も一緒に医学部への合格を目指して頑張りましょうね!
教室でお待ちしております★
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