芸術の響き☆☆
2013年02月25日 日々の事柄
受験生の皆さん、こんにちは(^o^)♪*アシスタントの岡田です☆
先日、四国の鳴門にある「大塚美術館」という所へ行きました。
ご存知の方も多いと思いますが、大塚美術館というのは、大塚食品、大塚製薬などを擁する大塚グループが作った美術館です。この美術館は、本物の絵画は一切なく保有する2000点もに及ぶ絵画はすべて「陶板による世界の名画の模写」なんです。
中でも私が特に心にひかれたのが、システィーナ礼拝堂の天井画です!聖書に出てくる、天地創造からノアの洪水までの人類初期の歴史を中心に、複雑な図式が関連しあって、キリスト教の世界観が象徴されており、その世界観にただただ圧倒されてしまいました!
知識が乏しい私には、その背景にある時代時代の出来事はあまり分かりませんが、作品一つひとつに込められた作者の願い、気持ちは時代や国境を越えて伝わってくるものだと感じました!それがたとえレプリカだとしても、変わりませんね♪
中世ローマの作品を見ていると、「All roads lead to Rome.」という言葉が頭に浮かんできました。
現在この言葉の由来は「世界各地からの道が首都ローマに通じていたこと」として広まっています。でも、これでは日本は直接ローマへの道が繋がっていませんよね?少し矛盾していると思いませんか?
実は、本来の意味は、「たとえどのような異なった道に進もうと、その究極の目的は同じものであり、その手段が異なるだけにすぎない」という意味だそうです。初出は17 世紀ラ・ フォンテーヌの『寓話』です。彼の寓話集の最後に「All roads lead to Rome.」というこの表現が出てきてます。内容は、『仲の良い3人の友人が、1人は病院長、1人が裁判官、そしてもう1人が隠者となる。異なる職業柄ではあるが、みんな人の苦しみや悩みを救おうとする点では同じ目標に向かっている』というストーリーです♪*
先日、私は同級生に会いました。医学部で医師を目指して勉強している子、文学部で宗教史を専門に学んでいる子、将来弁護士目指し法学部で学んでいる子……数年前までは同じ屋根の下で同じ勉強をしていたのに、今は学んでいることが全然異なります。久しぶりにあって訳もなく話したり、将来のことや大学のことを話している時間は本当に楽しかったです(^^)
「裁判官と病院長と隠者」の話ではありませんが、これから進む道は違っても、こうやって助け合えていけたら良いなぁなんて思いました!^^
2月も残り3日!!一緒に頑張っていきましょう♪
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