「院内感染予防の父」と呼ばれた医師

医学科を目指す受験生の皆さん、こんばんは♪*

今晩も、岡田が予備校内からブログを更新させて頂きます★★!!

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さて、酷暑続きの8月でしたが、昨日今日はとても過ごしやすかったですね!(^^)!♪

今日8月27日の誕生花は、「サルスベリ」だそうです!

その由来は、樹皮が滑らかで、木登りが得意なサルでさえ滑り落ちて登れない事から、そう呼ばれているそうです!

受験生の皆さんにとっては、あまり縁起の良いお花ではなさそうです……笑

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さて、私は現在、和歌山県立医科大で学ぶ3回生です(*^^)v

夏休みは医学の勉強から離れ、大いに楽しみましたが、その代償として、大量の夏期課題が残ってしまいました…

 

皆さんも医大に合格したのちに、病理学、細菌学、薬理学、衛生学・公衆衛生学、免疫学…など、たくさんの分野を学ばれると思います。

今日は、感染防御医学という分野で皆さんも学ぶであろう「イグナッツ・ゼンメルワイス」さんについて少しお話させていただきます!♪*

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彼は、ハンガリー出身の医師です!

19世紀の欧州では、産褥熱が蔓延し、産婦さんの30~50%が我が子の成長を見ること無く、死亡してしまうという悲惨な状態でした(>_<)

産婦人科医であった彼は、この悲しい事実に心を痛め、産褥熱の原因究明に全精力を捧げました★!

産褥熱の発症率が、自宅出産に比べ、病院での出産の方が、桁違いに高いことに気付いた彼は、その原因が「医療者自身の手洗い不足にあるのではないか?」と疑ったのです!

そこで、彼の産科病棟では、医療従事者全員が、一人の患者さんの処置が終わるごとに、爪の間までブラシと塩素でこすり洗いするようにしました★

彼自らが、手洗い場で待ち構え、指示を守らないスタッフを叱りつけた…という逸話まで残っています。

その結果、30~50%だった死亡率は1%以下になったそうです(*^^)v

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しかし、当時の医学界は彼の消毒法を全く認めないどころか、彼を狂人扱いしたそうです……!!!

彼の死後20年にして 初めて受け入れられ、この消毒法は今現在、産科領域のみならず医療全般の安全を守る重大なものとなっています!

そのため、「院内感染予防の父」と呼ばれているのですね!(^^)!!(^^)!

 

私も和歌山医大入学後、すぐに手洗いの練習からさせられました。

もちろん、手にマニキュアやネイルアートなんて出来ません(>_<)

「たかが手洗い?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、「されど手洗い!」です★

患者さんの安全を守るためにも、受験生の皆さんも医科大合格後は、手洗いの授業を真剣に受けてくださいね♪*笑

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それでは、明日もナカサカ医進ゼミナールの予備校内でお会い致しましょう(*^^*)

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