世界中に医療を届ける『国境なき医師団』(*^^*)
受験生の皆さん、こんばんは!(^^)!岡田です!!
暑さも遠のき、涼しい日が多くなりましたね♫*
嬉しい限りです(*^^*)☆!!
今日は、「国境なき医師団」について、少しお話しさせていただきます(^^)/
「国境なき医師団」とは、1970年代に勃発していた、ナイジェリア内戦に派遣された、フランス人医師たちによって作られた非営利団体のことです。
貧困地域や紛争地域を中心に、世界70か国以上で活動している姿は、よくメディア等でも取り上げられていますね★☆
国際援助分野における数々の功績によって、過去には、ノーベル平和賞も受賞しました(^^♪
国境なき師団では、年間4千5百人以上の医療スタッフが活躍されているそうです!
医師の中でも、専門分野によってその任務は異なります。
[外科医、整形外科医、麻酔科医]は、医師不足が深刻な地域での活動や緊急援助活動が主な仕事の様です。
しかし、限られた医療設備や人員の中で治療を行わなければならないため、外科の広範囲の経験と臨機応変な対応力が求められますね!♪
また、[精神科医、臨床心理士]は、紛争、自然災害に直面し、精神的に傷を負った人びとへの治療を行います。
国籍が異なる現地の人々の心のケアを行う際には、カウンセリングが重要です!
そのため、十分な語学力とコミュニケーション能力が必要ですね(^^♪
さらに、貧困地域においては、日本ではあまり耳にしないような感染症疾患が流行していたりもします。
そのため、[内科医、救急専門医、小児科医、産婦人科医]も、やはり豊富な知識と経験が要になってきますね!皆さんは、医学部に合格したらどの科を専攻するか決めていますか?もちろん、医大在学中に多くの科に触れた上で決定することになるとは思いますが、受験時点から強い意志をもって科を選ぶこともよいかもしれません。後に別の方向になったとしても、皆さんがスペシャリストであることに変りはなく、「国境なき医師団」のようにスキルを活かして多くの活動ができるのですから、後ろめいた気持ちになる必要もありませんよ!
ちなみに、日本で初めて、国境なき医師団に参加したのは、貫戸朋子さんという女性でした。
貫戸朋子さんは、東京女子医科大学医学部卒業後、京都大学附属病院などで産婦人科医として勤務しました。
しかし、一度医師をやめ、スイスのジュネーヴ大学へと留学し、心理学の勉強をされました。
スイスでの経験が、彼女を「国境なき医師団」への参加に導いたのかもしれませんね♫
貫戸さんは、こんな問いかけをしています。
「あなたなら、もうたぶん助からないほど衰弱した赤ん坊を抱きかかえた母親が救護テントに駆け込んできたとき、最後の一瓶しか残っていない輸血用の血液を使いますか?それとも、もっと生きる希望のもてる患者のために取っておきますか?」
さて、医学部を目指す皆さんなら、どうするでしょうか?
とても難しい質問ですね……
この問いに対して、貫戸さんはどう答えているか気になる方は、『「国境なき医師団」が行く』という本を是非読んでみてください(*’ω’*)
将来、医師になる上で大切なことをたくさん教えてくれる本だと思いますよ★
それでは、皆さんが志望する医科大に合格できるように、明日も一緒に頑張りましょう(*’ω’*)
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