~面接・小論文対策~アルツハイマー病の治療薬について
医学部受験生の皆さん、こんにちは!ナカサカ医進ゼミナールアシスタントの塩坂です(^^♪
高津高校出身の、同志社大学商学部1回生です!
今日は、アルツハイマー病の治療薬についてです(^^)
7月9日の読売新聞の朝刊、トップ記事にもなっていた最近何かと話題になっているアルツハイマーの治療薬ですが、皆さんご存じでしたか?
私は今回このブログを書かせて頂くまで知らなかったです(^-^;
この治療薬ですが、日本ではまだ使用が認められておらずこの秋承認されるようですが、これにあたって大きな問題が生じます。今回はこのことにも触れながら、アルツハイマー病の治療薬について少しお話させていただきます♪
まずアルツハイマー病とは、不可逆的な進行性の脳疾患で、記憶や思考能力がゆっくりと障害され、最終的には日常生活の最も単純な作業を行う能力さえも失われる病気です。ほとんどのアルツハイマー病の患者では、60歳以降に初めて症状が現れます。アルツハイマー病は、高齢者における認知症の最も一般的な原因となるのです。
アルツハイマー病の根本的な治療方法はまだ確立されておらず、特効薬も現段階ではありません。しかし進行を遅らせる治療薬はいくつかあり、米国で保険適用が認められることが話題になりました。その薬は『レカネマブ』といい、日本の薬品会社エーザイとアメリカのバイオジェンによって開発されました。レカネマブは、アルツハイマー病患者の脳内に蓄積する異常なたんぱく質「アミロイド
この薬には複数の注意事項があり、アミロイド関連画像異常(ARIA)と呼ばれる脳浮腫や微小出血などの副作用がみられる可能性もあるといいます。特に「APOE4」という遺伝子を持つ人の一部は、ARIAの発現リスクが高くなるそうです。
エーザイの内藤晴夫最高経営責任者(CEO)は「レカネマブによるARIAの発生頻度は低いと理解している」と説明し、ルツハイマー病に対する有効性とARIAにおける重篤なリスクがある可能性を考慮して医師が決定するよう促していると述べています。
また、レカネマブは年間一人当たり約370万円かかるとされており、保険適用されれば患者の負担は大幅に減少します。一方、国の医療保険財政への負担は増加することになり、認知症専門医からも財政面を心配する意見があがりました。
画期的な治療薬ですが、副作用や保険適用による国の医療財政の圧迫が懸念されています。
今日は認知症の治療薬についてお話させていただきました(^^)
いま注目のお話ですので、押さえておいてくださいね♫
暑さに負けず、受験の天王山といわれる夏を乗り切りましょう!
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