ノーベル生理学・医学賞が発表されました!
こんにちは。アシスタントの岡矢です!
10月2日にノーベル生理学・医学賞が発表されましたね!
残念ながら、当ゼミナールの9月30日のブログで紹介した有力日本人候補者からの受賞とはなりませんでした。
今年のノーベル生理学・医学賞は「mRNAワクチン」の基盤技術を開発したアメリカの研究者、カタリン・カリコ氏とドリュー・ワイスマン氏に贈られました。
「mRNAワクチン」とは一体何なのでしょうか?
mRNAワクチンについて、クジラ在宅クリニックさんのブログでわかりやすく解説されていましたので、ご紹介させていただきます。
そもそもワクチンとはどういったものなのでしょうか?
皆さんも風邪を引いたり、インフルエンザにかかったりした経験があるかと思います。
その時によく「かかったばかりだからしばらくは患わない」ということを耳にしたことはありませんか?
これは体内の免疫がウイルスを覚えているため、再度体内にウイルスが侵入しても免疫がウイルスをやっつけることが出来るからだそうです。
ワクチンとは、この原理を人工的に行うものです。
ウイルスを注射で体内に入れることで免疫にそのウイルスを覚えさせ、予防します。
ワクチンと一括りに言ってもこれまでは2種類あったそうです。
①生ワクチン…ウイルスそのもの(悪さをしないように処理されている)を体内に入れる方法
②不活化ワクチン…死んだウイルスを体内に入れる方法
そして、今回ノーベル生理学・医学賞を受賞したmRNAワクチンは上の2種類とは違う、3種類目のワクチンだそうです。
mRNAワクチンは、ウイルスの基になる情報の一部を体内に入れる方法で、体内でその情報を基にウイルスの一部が作られ、それに対する抗体がつくられることで免疫ができるといったしくみだそうです。
要するに、今までのワクチンと違う点は、完成されたウイルスを体内に入れるか、完成されていないウイルスを入れて体内で作り上げるかといった点でしょうか。
そんなことが出来るんだなとびっくりですね(> <)
私たちの大切な体に入れるものなので、どういったものなのか理解してからの利用を心がけていきたいですね!
来年のノーベル生理学・医学賞もどんなものが受賞されるか楽しみです(^^)/
知らないものでも、調べて知ってみると新たな発見がありおもしろいですね♪
では、本日はこの辺りで失礼致します。
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