ノーベル賞受賞者のカタリン・カリコ氏とは?

2023年10月04日 お知らせ, 医療に関する話題


こんにちは。アシスタントの岡矢です!

昨日のブログでノーベル生理学・医学賞を受賞した「mRNA」についてお話しさせていただきました!

本日はその受賞者であるカタリン・カリコ氏についてお話しさせていただこうと思います♪

カタリン・カリコ氏はハンガリーで生まれ育ちました。

高校生の頃に化学者を志し、20代で遺伝物質の研究を始めたそうです。

しかし、当時社会主義体制だったハンガリーは1980年代に入り経済が停滞。

研究費が打ち切りになる等活動を続けることが出来なくなり、カリコ氏は夫と娘を連れてアメリカへ移住することを決意されました。

しかし、当時ハンガリーでは外貨の所有が認められておらず、国外に持ち出せるのはたった100ドルという決まりがあったそうです。

1980年代の1ドルは日本円でいうところの226.7408円なので、たった22,674.08円ということになります。

生活する上でとても足りないことから、カリコ氏はクマのぬいぐるみの背中にお金を入れて上から縫い、それを娘に持たせてハンガリーを出たそうです。

結果、1000ドル(約2,267,408円)近く持ち出すことが出来たそうです。すごいですね(°0°)

今回カリコ氏と共にノーベル賞を受賞したドリュー・ワイスマン氏とは、アメリカで出会ったそうです。

当時論文を読む方法は雑誌をコピーする方法しかなく、コピー機をよく使用していた2人はそのうち会話をするようになり、お互いが行っている研究を比較し始めたそうです。

カリコ氏が話すmRNAのアイデアに、ワイスマン氏が興味を示し、共同研究が始まったそうです。

こうした数々の転機が今回のノーベル賞受賞に繋がったんですね!

カタリン・カリコ氏について調べさせていただき、改めて人生何があるか分からないなと思いました・・・!

カリコ氏とワイスマン氏がコピー機の順番待ちで出会ったように、私たちにもふとしたところで思いがけない大切な存在と出会うことがあるかもしれませんね(^^)

もう出会っているかも知れません(^^)

一期一会という言葉があるように、出会いの一つ一つを大切にしていきたいですね(*^^*)

では、本日はこの辺りで失礼致します。

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