医学部新設に対する大学の反応

皆さん、こんばんは(^^)/

今日は日曜ですが、医学部への合格を目指し頑張りましょう!

天王寺高校出身・和歌山県立医科大学のアシスタント岡田が本日のブログ更新を担当させて頂きます☆☆

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もう何度かブログでも以前お話に上がっていましたし、医学部を目指す皆さんにはもうお馴染みだと思いますが、医学部が東北地方の大学で新設されるというニュースがありましたよね。

東日本大震災の復興や医師不足解消のために行われることが決定されたのですが、実は大学側の反応はあまりよいものではないようです。

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大学側の主張によると、医学部新設は医療の質の低下をきたし、将来的な医師過剰を招くおそれがあるので、今後は新設問題が次々に生じることのないように関係省庁に求めているようです。

医学部ではマンツーマンもしくは少人数での授業を行うこともありますし、医師をたくさん養成しようとすれば、そのぶん教員・施設・設備など様々なものが新たに必要となってきます。よって、これらの補完も十分に行われていない段階で医学部生の定員だけをただ増やしても、生徒一人一人に対して綿密な授業をすることができず、医療の質の低下につながるのではないかとおっしゃっているんですね。

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確かに、この意見はごもっともだとは思います。

しかし、この”質”というのは、あくまでも教える側から見た質であって、日本全体から見た”質”とは少し違うように私は思いました。

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日本は実はOECD加盟国の中で最下位レベルで医師の数が少ないそうです。

そして、少子高齢化により、ますます医師不足は問題視されてきていますよね。

医師不足の日本で働くお医者さんは、当然一人当たりの仕事量も増えるので過剰労働になるのではないでしょか。

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さらに、ナカサカにいらっしゃる生徒さんのようにお医者さんを目指す方々はたくさんいらっしゃいます。

しかし、とても人を救いたいという意志の強い方でも、有能な才能を持っていても、必ずしも医学部に入り、お医者さんになることができるとは言えないのが現状ですよね。

医学部の定員がもう少し広がれば、もう少しでも多くの生徒さんにチャンスがあるでしょうし、医師の数が増えることは今、そして今後の日本にとっては最大級の医療の充実とは言えないでしょうか。

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高い志を持って、医療の世界を目指す人がたくさんいらっしゃる中で、必ずしも教える側の質が低下したからといって、日本の医療の質の低下にはならないようにも思えます。

皆さんはどう思われますか?お時間ある時にぜひ考えてみて下さいね!

では、ここで本日いらしていた数学・生物・化学・英語をご担当の角田先生とお写真を撮って頂きました☆

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 角田先生は、神戸女学院高校をご卒業され、奈良県立医科大学の医学部医学科にご在籍される、頼れる現役医大生サポート講師さんです!!

では、本日はこの辺で失礼いたします♪

また教室でお待ちしております(^^)/

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